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 ハンセン病家族訴訟で国が熊本地裁判決を受け入れる方針を示したことを受け、兵庫県内の原告も「認められてうれしい、ほっとした」と安堵(あんど)の声を上げた。

 父親が岡山県の国立療養所「長島愛生園」に収容され、自らも愛生園の保育所で過ごした男性(82)は「控訴見送りのニュースを聞き、亡くなった父の気持ちも安らぐと思う。親孝行になった」と喜んだ。

 一方で、ハンセン病に対する差別や偏見が社会から払拭(ふっしょく)されておらず、男性は「差別や偏見がなくなる糸口になってほしいし、国も積極的に取り組んでほしい」と訴えた。

 神戸市に住んでいたころ、母親が静岡県の療養所「神山復生病院」に収容され、差別にさらされてきた女性(67)も安心した様子。母は今年1月に亡くなったといい、「生きているうちに報告できなかったことは残念だが、良かった」と喜んだ。この女性も周囲の人たちにハンセン病のことを話すことはできず「社会に差別がなくなったとは感じられない」とし、今後の国の取り組みに期待した。

 この裁判の原告は561人。弁護団によると、兵庫県在住者は十数人という。(中部 剛)

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