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佐田篤史四段
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 井山裕太天元=棋聖、本因坊、王座=への挑戦権を争う「第45期天元戦」(神戸新聞社主催)の本戦トーナメントで、関西棋院の新鋭・佐田篤史四段が快進撃を見せている。初の本戦で志田達哉七段(現八段)、本木克弥八段と強敵を連破し、準々決勝では激闘の末に張栩名人を下して4強入りを決めた。「相手どうこうではなく、自分のいい碁を打てるように頑張りたい」と意欲を燃やす。(溝田幸弘)

 天元戦本戦は予選を勝ち抜いた28人と前期準決勝進出者4人の計32人が、トーナメント形式で戦う。

 張との対局は日本棋院の東京本院で打たれた。対局は「最初から最後まで形勢が離れることなく、ずっと難しい局面が続いた」(佐田)末、332手で黒番の佐田が1目半勝ち。佐田が「整地が終わるまで、勝ちの確信は持てなかった」と明かすほどの熱戦となった。

 公式戦初手合となる名人・張との一局。佐田は胸を借りるつもりで臨んだ。「自分のような若手など軽くいなされるのかな、と思っていたが、序盤から闘志をむき出しにしてエンジン全開で向かってこられた。うれしかったし、囲碁、勝負に対する姿勢がやはりすごいと思った」

 岡山県出身、関西棋院所属の23歳。神戸市灘区在住。角慎介六段門下で、2012年にプロ入りした。

 1カ月ほど前から囲碁への取り組み方を見直した。AI(人工知能)の使い方を変えて、従来よりも掘り下げて検討するようにし、練習対局でも積極的に強い棋士に声をかけるようになった。「新しい勉強法がうまくかみ合っている感触がある」と話す。

 準決勝では河野臨九段-大西竜平四段の勝者と対戦。「今より少しでも強くなって対局を迎えたい」と気合を高める。

 もう一方の準決勝、余正麒八段-許家元碁聖の一局は11日に打たれ、許碁聖が勝ち、決勝に駒を進めた。

     ◇

 今回の天元戦本戦は佐田四段をはじめ、若手棋士の活躍が目立つ。

 既に準決勝進出を決めた佐田四段、余八段、許碁聖はいずれも20代前半。ベスト4の最後の椅子を争う一人、大西四段は19歳だ。

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