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コウノトリ保護増殖センター第一フライングケージ=豊岡市野上(兵庫県教育委員会提供)
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コウノトリ保護増殖センター第一フライングケージ=豊岡市野上(兵庫県教育委員会提供)
黒田清右衛門商店の店舗兼主屋=三木市本町2(三木市教育委員会提供)
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黒田清右衛門商店の店舗兼主屋=三木市本町2(三木市教育委員会提供)

 国の文化審議会(佐藤信会長)は19日、国の登録有形文化財(建造物)に新たに196件を加えるよう文部科学相に答申した。兵庫県内では、国の特別天然記念物コウノトリ増殖の拠点だった「コウノトリ保護増殖センター第一フライングケージ」(豊岡市野上)、三木名産の金物を扱う問屋「黒田清右衛門商店」(三木市本町2)、近代建築の特徴を伝える「旧高碕家住宅主屋」(宝塚市雲雀丘1)の3カ所13件が選ばれた。

 「第一フライングケージ」は1965年から2010年まで使われた県立コウノトリの郷公園の付属施設。大型半球ドームの両脇に一時隔離用の小型半球ドームが2基ある。

 65年に野生のペアを捕獲して初めて収容。当時の飼育員らが「いつか野生にかえす」と約束した逸話から、「約束のケージ」と呼ばれた。89年には飼育コウノトリが初めてひなをふ化。野生復帰に向けた先駆的事業の象徴としての価値が認められた。

 黒田清右衛門商店の店舗兼主屋は江戸末期の建築。丸瓦と平瓦を交互に組み合わせた「本瓦葺き」で、大きなノコギリの看板を据えるなど、近世から近代に整備された金物問屋の特徴を残す。書院を備え接客も行う座敷棟、商品や家財を収める蔵など計11件が答申対象となった。

 旧高碕家住宅主屋は1923(大正12)年に医師の住居として、関西学院キャンパスなどで知られる米国人建築家ヴォーリズが設計。29(昭和4)年から東洋食品研究所創立者の高碕達之助が住んだ。屋根の勾配が途中で変わる「腰折屋根」を持つ木造洋館で、現在は高碕記念館として公開されている。

(佐藤健介)

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