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首にタオルを巻いて開票作業をする職員=22日未明、三田市三輪
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首にタオルを巻いて開票作業をする職員=22日未明、三田市三輪

 21日にあった参院選、兵庫県三田市長・市議補選とのトリプル選挙の開票作業で、投票用紙が蒸し暑さで湿り、文字がかすれるなどして読み取り機が認識しないトラブルが続発していた。市選挙管理委員会は熱気で職員の汗が付いたり、複数枚が引っ付いたりした影響とみており、作業が大幅に遅れた。

 開票所となったアメニス城山体育館内は未明に湿度約90%、気温26度を記録。環境省が呼び掛ける熱中症の「警戒」レベルに当たるが、送風機は投票用紙が飛ぶとして2台しか動かさず、職員約230人がタオルを襟元に押し込み、流れる汗を抑えて作業した。

 選管によると、投票用紙は読み取り機に入れる前に手で触れた際に文字がかすむなどした可能性があるという。担当者は「ここまでの蒸し暑さは経験がなく、初めての事態」とした。

 認識されなかった疑問票は1票ずつ手作業で読み直し、熱中症対策で職員の休憩も増やしたため、参院選比例代表の確定票を発表したのは22日午前5時50分。予定から1時間40分ずれ込み、兵庫県内で最も遅かった。

 また、市長選では投票数が投票者数よりも1票多く、全ての票を数え直すなどしたことも影響したという。(門田晋一)

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