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「涼宮ハルヒの憂鬱」にちなんで開催されているスタンプラリーの台紙やスタンプ。「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」の御朱印も=西宮市甲風園1、珈琲屋ドリーム
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「涼宮ハルヒの憂鬱」にちなんで開催されているスタンプラリーの台紙やスタンプ。「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」の御朱印も=西宮市甲風園1、珈琲屋ドリーム

 放火殺人事件があったアニメ制作会社「京都アニメーション」の作品の舞台やモデルになった場所は「聖地」と呼ばれ、今でも多くのファンらが「巡礼」に訪れる。地元の観光関係者らは「美しい作品で取り上げられ、地域のPRにつながった」と感謝。自分たちが恩返しする番だと、募金活動を始める自治体も現れた。

 京都アニメーションが手掛けた代表作の一つ「涼宮ハルヒの憂鬱(ゆううつ)」は兵庫県西宮市が舞台。女子高生ハルヒが宇宙人などを探すクラブを結成し、現実の学校生活と超常現象を体験する。

 同市では、作中のモデルになった「珈琲屋ドリーム」(同市甲風園1)など6カ所の「聖地」を巡るスタンプラリーが事件前から始まっており、8月末まで続く。企画した西宮観光協会は犠牲者を悼み、同社を支援する募金箱を近く市内に設置する予定という。

 JR西宮駅前のギャラリーでは特別展も開催中で、訪れたファンらが会場のノートに「京アニ心配」「何か書こうにも後ろ向きな気持ちにしかなれないが、つらくても前を向こう」などとつづっている。

 同じく京都アニメーションの作品で男子水泳部員の青春をテーマにした「Free!」の舞台とされる鳥取県岩美町。2013年のテレビ放映後、年間観光客数は5倍の約5万人に跳ね上がった。

 町で地域おこし協力隊として活動してきた女性(34)は、放映当初からイベントの企画やパンフレット作りに取り組んできた。女性は「作品をきっかけに、自然や食べ物など、町の良さを再認識できた。心配で悲しい」と気遣う。

 町の観光協会やゆかりの場所には募金箱が設置された。協会によると、事件当日から23日までに協会へ約80人が訪れ「本当にショック」「力になりたい」と、涙ながらにファンらが募金に応じた。

 耳の聞こえない女子高校生が周囲と友情を育む様子を描いた映画「聲(こえ)の形」の舞台となった岐阜県大垣市でも募金活動が始まっている。観光協会によると、映画製作スタッフが何度も足を運び、実際に並ぶのぼり旗や看板といった細部も撮影していった。観光協会の三浦武史係長は「街並みそのものと言っても過言ではない、素晴らしい作画で取り上げてもらった。感謝しかない」と述べた。

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