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車いすを活用した田植えの様子(須磨ユニバーサルビーチプロジェクト提供)
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車いすを活用した田植えの様子(須磨ユニバーサルビーチプロジェクト提供)

 野外活動に車いすで参加できる「ユニバーサルアウトドア」。兵庫県内では海を中心に高まってきたその可能性が、山や冬のゲレンデにも広がりつつある。

 須磨海水浴場で活動するNPO法人「須磨ユニバーサルビーチプロジェクト」が導入する水陸両用の車いす「ヒッポキャンプ」は、そのまま海に入れる。夏季は同海岸で毎週末、無料で貸し出す。

 また、軽量で容易に持ち運べる特性を生かし、海以外での使い方を模索する。多様な団体との連携を図る中で、田植えの体験会なども実現させた。

 同法人と協力して事業を行う団体「ウォーター・グラウンド・マウンテン(WGM)」(神戸市長田区)は、車いすをロープで木の上につり上げる「ツリーイング」を須磨離宮公園(同市須磨区)などで展開する。

 特別支援学校の元臨時講師で、2010年ごろから障害者の余暇活動を支援してきた代表の吉川史浩さん(35)。「当初は声を掛けた運動施設の9割が『危ないから責任が取れない』と後ろ向きだった」が、パラリンピック開催の決定後、状況は一変。「障害者スポーツへの理解が加速度的に進んだ」という。須磨離宮公園の業務パートナー制度を活用し、14年から定期的に屋外の催しを開催。座ったまま滑れる「デュアルスキー」も豊岡市のスキー場で取り組んできた。

 吉川さんは「受け皿や仕組みを整えながら、スポーツやアウトドアの選択肢を増やし、多くの人に参加してもらいたい」と意気込む。(津田和納)

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