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神戸市・久元喜造市長
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神戸市・久元喜造市長

 神戸市の久元喜造市長は2日、市立小中学校で行われる組み体操について「安全な状態で実施できないと判断する場合には、実施を見合わせていただくよう強く要請」する文書を長田淳教育長に送った。組み体操は近年、けがの多発が問題視され、久元市長は先月10日、ツイッターに「わたしの権限外ですが、もう止めるべきです」と投稿。翌日の定例会見でも否定的な見方を示していた。

 久元市長は要請文で、全国的に骨折などの重大事故が多く、神戸も同様として「児童生徒の命の危険や今後の心身の成長に影響を及ぼす」ことを懸念。安全を第一とした体育行事、教職員の負担軽減の観点も踏まえ、見合わせを求めた。

 市教育委員会の担当者は「要請は重く受け止めている。今後、早急に対応を検討していく」と話すにとどめた。

 市教委によると、2018年度に市立小中学校で組み体操中(練習を含む)に起きた事故は81件で、うち30件は骨折者が出た。今春の体育行事では実施した77校で計15件の事故が発生し、骨折者はいなかった。今秋は中学校81校、小学校87校で予定されている。

 組み体操を巡ってはスポーツ庁が16年、禁止や制限はしないが、各学校が教育効果と危険性のバランスを判断するよう求める通知を各都道府県教委に出した。これを受け、同市教委はガイドラインを策定し、人が積み重なる「ピラミッド」や「タワー」の段数を制限している。(上杉順子)

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