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 兵庫県や播磨南部の市町などが整備を強く要望してきた「播磨臨海地域道路」(神戸市西区-同県太子町、約50キロ)のルート案が7日、国土交通省近畿地方整備局(大阪市中央区)の有識者委員会で明らかになった。内陸案と沿岸案があり、それぞれ東の接続部を加古川か明石とする計4案。いずれも播但連絡道路と姫路ジャンクション(JCT)で接続する。要望の本格化から20年を経て、早期整備に向けた道筋として注目を集める。

 各案とも長所、短所があり、建設費用も約5900億円~約9500億円と幅がある。今後は都市計画決定に向けて地元自治体との協議が始まるが、一部のルート案については反発もあり、調整が難航する局面も予想される。

 ルート案は、第二神明道路-姫路市広畑区の約35キロで、概略的に帯状で提示。この区間は2016年に、第二神明や播但道との接続部など3カ所が整備を優先的に進める区間とされていた。

 内陸案は、住宅地と工業地の間にある緑地や水路を活用。国道2号バイパスへのアクセス性がより高く、大阪・神戸方面への所要時間が短縮すると見込まれるものの、市街地を通ることから生活環境への影響が大きいとされる。

 一方、沿岸案は内陸案の約1・2キロ南側に想定し、海上や工業地帯を主に高架で走らせる。建設に影響する住宅や工場の数が少ないが、主に海上を通ることから災害時の代替道路としての機能は劣るとされる。

 また2ルート案それぞれで、東の接続部を加古川バイパスからとする加古川案と、第二神明からとする明石案を示した。

 加古川案は加古川市と播磨町、明石案は明石市と播磨町の境界を臨海部から北上し、JCTを新設。渋滞緩和のため、第二神明の明石西インターチェンジ(IC)には直接接続しない。コストが最も低いのは、内陸・加古川案の約5900億円。最も高いのは沿岸・明石案の約9500億円で、内陸ルートの方が建設費用を抑えられる。

 同整備局は、地域住民らへのアンケートを年内にも行う予定。(田中真治)

【播磨臨海地域道路】神戸市西区-兵庫県太子町間の約50キロを結ぶ基幹道路。国道2号バイパスの渋滞解消や物流機能強化に加え、災害時の交通路として兵庫県や地元市町、経済界などが要望。優先的に整備する3区間が設定され、第二神明道路-姫路・広畑の約35キロを「当面、都市計画・環境影響評価を進める区間」として、片側2車線の自動車専用道路とする整備方針が決まった。事業化に向け、国土交通省が概略ルートや構造の検討を進めている。

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