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六甲バターとタイアップしたバーベキュー。本格的なチーズが海の家で楽しめる=神戸市須磨区須磨浦通4
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六甲バターとタイアップしたバーベキュー。本格的なチーズが海の家で楽しめる=神戸市須磨区須磨浦通4

 神戸市須磨区の須磨海水浴場周辺の「海の家」で、手ぶらでバーベキューを楽しめるサービスが広がっている。地元企業が県外からの海水浴客が多いことに注目、海の家と連携するなど、商戦が本格化している。(津田和納)

 神戸市は2008年に海水浴場のある須磨海浜公園をバーベキュー禁止としたが、バーベキューをする人が後を絶たず、09年、試験的に一部エリアを開放した。ところが、ごみの投棄などの問題があり、12年に全面禁止となった。

 そんな中で増えてきたのが海の家でのバーベキューだ。創業36年になる海の家「クロンボ」店主の久米彩実さん(44)によると、3年ほど前から、手ぶらで楽しめるバーベキューを導入する店が増加。同公園にある海の家の半数以上が展開しているという。海岸の監視が徹底されたことに加え久米さんは「若者の間でグランピングが流行したことが影響している」とみる。

 この動向に目を付けたのがQ・B・Bブランドを展開する「六甲バター」(同市中央区)だ。海岸の活性化とバリアフリーを目指すNPO法人「須磨ユニバーサルビーチプロジェクト」を介して同社とクロンボが連携。6日から企画「Q・B・B×B・B・Q」が始まった。

 若年層にブランド認知度が低い同社にとって「ビーチは若者やファミリー層が多く、アピールするにはもってこいだった」とマーケティング部長の黒田浄治さん(57)。チーズフォンデュ、肉や野菜のセットが1人前4千円で楽しめる。酒のつまみにはカマンベールチーズなどの看板商品も。

 夕暮れ時を過ぎても大勢の若者でにぎわう須磨海水浴場。大阪市から訪れた女子大学生(22)は「夜は涼しく、風が心地いいので、波打ち際のバーベキューはいい雰囲気。炭やコンロを用意しなくていいので、友だちと集まりやすい」と笑顔を見せた。

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