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尼崎市から特別表彰された松光子さん(右)と稲村和美市長=尼崎市役所
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尼崎市から特別表彰された松光子さん(右)と稲村和美市長=尼崎市役所

 尼崎公害訴訟などを通じて、公害患者や遺族の救済、大気汚染の改善に尽力したとして、兵庫県尼崎市は9日、「尼崎公害患者・家族の会」の会長を務めた松光子さん(87)=同市=を特別表彰した。松さんは「住める街にしてほしいという思いだけだった。続けて取り組んできてよかった」と笑みを浮かべた。

 松さんは、1971年6月に結成された同会の会長として、ピーク時は1200世帯の先頭に立って道路公害の改善を訴えた。

 また、国や阪神高速道路公団(現・阪神高速道路会社)との訴訟でも原告団長を担った。車の排ガス差し止め判決を引き出し、その後の和解を経て、国などと交渉。阪神高速湾岸線への大型車の誘導や、国道43号車線での「環境レーン」導入が実現した。

 同市役所で稲村和美市長から表彰された松さんは「行政(市)と一緒にやれたのが大きかった」と活動を振り返った。患者・家族の会と原告団はいずれも解散したが「国には気を緩めないでと言ってある」と話した。稲村市長は「功績の大きさは一言で表せない。松さんの取り組む姿勢と人柄があったからこそ」とねぎらった。(大盛周平)

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