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青野原収容所近くの住民と記念写真に収まる捕虜たち(加西市教育委員会提供)
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青野原収容所近くの住民と記念写真に収まる捕虜たち(加西市教育委員会提供)

 現在の兵庫県加西市青野原町に置かれ、第1次世界大戦中、オーストリア・ハンガリー帝国とドイツの兵士約500人を収容した「青野原俘虜(ふりょ)収容所」について、捕虜たちが残した品々の資料展が11月、オーストリア・下オーストリア州立歴史博物館で開かれる。大学名誉教授や音楽家らでつくる実行委員会が9日、発表した。捕虜たちが当時演奏していた音楽の演奏会もある。(森 信弘)

 捕虜の帰国から100年となるのを記念し友好を深めようと企画。加西市と神戸大大学院人文学研究科地域連携センターも共催する。

 同収容所は1915年9月~20年2月に使用された。同帝国の日本における捕虜300人余りのうち、約8割に当たる約240人が暮らしたという。

 オーストリアからは捕虜たちが送った手紙や写真を、日本からは、捕虜が作って販売したタバコケースや油絵、写真など加西市や小野市に残る品々を出展する。当時、捕虜は制限された中で自由があり、収容所で演奏が繰り広げられ、音楽を含む文化が日本へ伝わるきっかけになったという。オーストリアでは今回、収容所で演奏されたクラシック曲を披露する。

 実行委員長の大津留厚・神戸大名誉教授(67)は「捕虜たちを通して歴史を見ることで、日本とオーストリアとのつながりを再確認できれば」と話す。

 17日午後3~5時、加西市北条町北条のアスティアかさいで、プロジェクト支援のチャリティーコンサートと講演会がある。入場料500円で申し込み不要。市埋蔵文化財整理室TEL0790・42・4401

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