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 陸上自衛隊伊丹駐屯地(兵庫県伊丹市緑ケ丘7)は20日、大津市の駐屯地で実施された昇任試験で集団不正があったとして、教官や隊員ら計45人を停職3~7日の懲戒処分にしたと発表した。教官が試験問題の保管場所を漏らし、問題を入手した隊員が無料通信アプリ「LINE(ライン)」を使って次々と、同僚らに画像を送っていたという。

 昇任試験は、入隊して約1年~1年9カ月の階級「陸士長」が、1階級上の「3等陸曹」に上がるために受ける試験。3カ月間の教育を受けながら4度の試験を受ける「教育課程」で、年に2回実施される。

 処分されたのは、教官を務めていた男性陸曹長(47)と別の陸曹長(45)、試験を受けた21~30歳の自衛官43人。

 同駐屯地によると、男性陸曹長は昨年7月、隊員に試験問題の保管場所を教え、別の陸曹長も場所を伝えた。話を聞いた隊員5人は棚から約20ページの試験問題を抜き取り、写真に撮ってLINEで他の隊員に送ったという。

 他の隊員は、画像をさらに別の人に送ったり、自分に送るよう頼んだりしたという。受験者が写真を印刷した紙を持っていたところを別の教官が見つけ、発覚した。

 その後、試験は無効となり、受験対象の約150人が再試験。今回処分された38人は昇任したが、最初に試験問題を入手した5人は昇任できなかった。

 問題の場所を教えた陸曹長は「自らの立場を自覚せず軽率に発言してしまった」と話しているという。陸自中部方面総監の岸川公彦陸将は「誠に遺憾。今後このような事案を発生させないよう指導を徹底する」とコメントしている。

(小谷千穂)

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