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 兵庫県内のこども家庭センター(児童相談所)へ2018年度に寄せられた児童虐待の相談件数が前年度比1493件(28・6%)増の6714件となり、過去最多を更新したことが、県などのまとめで分かった。相談件数は13年度から5年連続で増加している。(前川茂之)

 県が設置する中央(明石市)、西宮、川西、姫路、豊岡の5センターと神戸市の相談件数を集計した。

 内容別では、子どもの前で配偶者に暴力を振るう「面前DV」や、きょうだいらと差別的扱いをするといった心理的虐待が急増しており、4042件と全体の60・2%を占めた。

 身体的虐待は1540件と前年度比23・8%増、ネグレクト(育児放棄)は1073件で同11・7%増、性的虐待は59件で同7・3%増と、ほかの虐待も軒並み増えた。

 虐待を受けているのは就学前児童が2920件と最も多く、43・5%を占めた。次いで小学生が2374件で35・4%だった。虐待者は実母が3268件で48・7%、実父が42・7%。

 相談が寄せられた経路は、警察からの通報が4337件と64・6%を占めたが、近隣や知人からの通報も前年度から8・6%増え、1030件となった。

 県内の41市町の児童相談窓口への相談件数は8045件で前年度から23・6%増えた。

 子どもが虐待を受け死亡する事件が後を絶たないことから、子どもに対する「しつけ」と称した体罰の禁止を明記した改正児童虐待防止法と改正児童福祉法が6月成立し、来年4月に施行される。これにより、虐待が疑われる事案に児相が一時保護などで積極的「介入」を行えるようになる。

 県児童課は「しつけが虐待と明記されたことで、より相談件数が増えていくことが予想される。体制強化を進めていく」としている。

 児童虐待の相談は児童相談所ダイヤルTEL189

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