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判決後に神戸地裁前で心境を語る男性=22日午後、神戸市中央区橘通2
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判決後に神戸地裁前で心境を語る男性=22日午後、神戸市中央区橘通2

 加古川バイパスの多重事故で長女=当時(32)=と幼い孫2人を亡くし、神戸地裁で公判を傍聴した男性会社員(56)=神戸市垂水区=が、判決後に報道陣の取材に応じた。孫がよちよち歩く姿が毎日思い浮かぶといい「時間が止まったまま。『3人一緒に安らかに』としか言えない」と言葉を振り絞った。

 長女は「お父さんみたいな人と結婚したい」と話すほど父娘の仲がよく、孫の女児=当時(2)=と男児=同(3カ月)=の育児に「よく頑張ってた」と男性。女児は「人の気持ちを読み取るのがうまい子だった」といい、成長が楽しみだった。

 男性は「実刑判決が出ても交通事故がなくなることが想像できない。社会災害だ」と憤り、「誰でも運転できるとリスクがある。一人一人が気を付けてほしい」と訴えた。これまでに謝罪に訪れた男(60)には「『人の命を奪った重みを一生背負ってほしい』と伝えてきた。判決後もずっと忘れないでほしい」と望んだ。

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