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子ども向けコンサートで、シートからの振動で演奏の迫力を感じ、喜ぶ東夕希菜さん=うはらホール(撮影・辰巳直之)
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子ども向けコンサートで、シートからの振動で演奏の迫力を感じ、喜ぶ東夕希菜さん=うはらホール(撮影・辰巳直之)

 本格演奏の迫力を体感-。神戸市室内管弦楽団は23日、同市東灘区のうはらホールに、振動で音楽が体感できる特別シートを一部設置し、子ども向けコンサートを開いた。午前と午後で、難聴などの児童と保護者計4組を含む約160人が、米国の作曲家ルロイ・アンダーソンの名曲などを堪能した。

 「ボディソニック」と呼ばれ、座席のクッションに振動装置を組み込み、専用のポーチと連動させる仕組み。ヘッドホンと組み合わせてコンサートを鑑賞する。

 音響機器メーカーが聴覚障害者向けに開発。1992年から社会貢献でコンサートホールなどへの貸し出しを始めた。近年は高齢化で聴力が衰えた人に好評といい、昨年度の利用は5年前の3倍となる60回だった。

 同管弦楽団は、子どもに人気のアンダーソンの「舞踏会の美女」や「踊る子猫」などを披露。演奏を背景に、絵本の映像上映と手話付きの朗読会も開いた。

 小学2年の東夕希菜さんは難聴で、これまでのコンサートでは十分な音量を聞き取れなかった。ボディソニックで鑑賞し「椅子からの振動でリズムが伝わり、元気が出た」と満足そう。母親の由香さんは「主旋律がよく分かった。娘は音楽が好きなので、いい体験になりました」と喜んだ。

 同管弦楽団は来年のベートーベン生誕250年に合わせた連続演奏会を、今秋から約1年半にわたり開催。同演奏会でも神戸文化ホールにボディソニックを設置し、聴覚障害者に名曲を堪能してもらう。(津谷治英)

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