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ナリス化粧品の工場内で、製品について語り合うベトナム人の社員や実習生たち=三木市緑が丘町本町2
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ナリス化粧品の工場内で、製品について語り合うベトナム人の社員や実習生たち=三木市緑が丘町本町2
小さな会議室
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小さな会議室
会議室
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会議室
応接にも使える ソファのある部屋
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応接にも使える ソファのある部屋

 外国人が働きやすい環境づくりに力を入れる職場が兵庫県内でも増えつつある。社内の各種表示に一目で分かる「ユニバーサルデザイン」を取り入れたり、母国へ帰省しやすいよう休暇制度を見直したり。4月には改正入管難民法が施行され、今後はさらに働く外国人が増えると予想される。人手不足に悩む企業は人材確保に向け、受け入れ態勢の充実を図っている。(末永陽子)

 ナリス化粧品兵庫工場(兵庫県三木市)では5月、敷地内に新工場が稼働した。現在、ベトナムを中心にインドネシアやブラジル出身の実習生ら18人が従業員約300人とともに働く。

 人手不足をきっかけに同社が技能実習生を受け入れ始めたのは、2017年4月。工場の近くには寮も用意した。既に同社社員だったベトナム人のグエン・ビェット・ティエンさん(35)が“世話役”となり、週に1度の日本語勉強会や、京都へ出掛ける文化研修など生活面でのフォローも欠かさない。

 新工場では会議室や食堂、更衣室などの入り口に、そのスペースの用途を図柄で表した「ユニバーサルデザイン」を掲示。来日したばかりの実習生が場所を間違えないように配慮した。例えば小さな会議室なら、机を挟んで人と人とが対面する姿を図案化している。交流を活発にするため開放的なカフェスペースも設けた。山下勝也工場長(60)は「外国人だけでなく誰もが働きやすい環境にすることが生産性向上にもつながる」と話す。

 昨年から働くハー・キエウ・アインさん(22)は「私たちのことを考えてくれてうれしい」。漢字など日本語を覚えるのに苦労したドー・ティ・イェンさん(22)も「日本語は難しいけど、日本の会社はきれいで働きやすい」と笑顔を見せた。

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 システム開発を手掛ける神戸市中央区のアイクラフトには、モンゴルやベトナムなど6カ国の十数人が勤務している。

 同社では以前から書類や契約書を日本語と英語で併記するなど、出身国の文化や慣習に関係なく働きやすい環境づくりに取り組んできた。

 数年前に見直したのが休暇制度。母国への帰省やバカンスを理由に数週間の長期休暇を望む外国人従業員が多いことから、休みを柔軟に取れる仕組みに改善し、土日出勤などを認めることにした。山本裕計(ひろかず)社長(51)は「働く人の声を職場に反映させ、優秀な即戦力を確保したい」と狙いを明かす。

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 大手コンビニのローソンは近年、外国人向けに新型レジの導入を始めた。誤作動した際のメッセージや機能説明の表示を中国語やベトナム語などから選べるようになっている。あいさつや服装、接客方法を載せたマニュアルも多言語化している。

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