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三宮・元町エリアでは、路上喫煙禁止を知らせる看板やタイルがあちこちにある=神戸市中央区
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三宮・元町エリアでは、路上喫煙禁止を知らせる看板やタイルがあちこちにある=神戸市中央区
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 神戸市が2008年に施行した「歩きたばこ禁止条例」で、路上喫煙の禁止地区として違反者から千円の過料を徴収している三宮・元町エリア(同市中央区)では、ぽい捨てされた吸い殻の本数が18年には08年比で94%も減ったことが市の調査で分かった。市の担当者は「都心部は神戸の印象を左右する。マナー向上の取り組みをさらに進めたい」としている。(長谷部崇)

 同条例は、市内全域で路上喫煙しない努力義務を定め、人通りが多い禁止地区では指導員が巡回して違反者から千円の過料を徴収している。禁止地区は三宮・元町▽JR六甲道駅周辺(同市灘区)▽須磨海水浴場・須磨海浜公園(同市須磨区)-の3カ所。

 条例による抑止効果を調べるため、市は毎年、三宮センター街やJR元町駅前など禁止地区内10カ所と、神戸ハーバーランドやJR兵庫駅前など地区外17カ所を対象に、吸い殻の本数や路上喫煙率を調査。吸い殻は特定のポイントで半径10メートル以内に捨てられている本数を数え、路上喫煙率は調査員が計10万人前後の通行人を観察し、平均値を出している。

 その結果、「三宮・元町」では08年に半径10メートル当たり22・8本あった吸い殻が、10年には半減。年によってやや前年を上回ることもあったが、おおむね減少傾向が続き、昨年の調査では1・4本と08年比で94%減。路上喫煙率も1・03%(08年)から0・03%(18年)へ大幅に下がった。

 一方、罰則規定がない地区外でも、都心部ほどではないが減少傾向は顕著だ。吸い殻本数は08年の半径10メートル当たり35・8本から、18年は同4・5本に。路上喫煙率も1・26%(08年)から0・2%(18年)まで改善した。

 厚生労働省の調査では、神戸市内の喫煙者の割合は16年までの10年間、2割前後でほぼ横ばい。市環境局は「喫煙率に大きな変化はなくても、この10年で意識が大きく変わったのでは」としている。過料の徴収も18年度は1225件で、禁止地区が3カ所になった13年度に比べて半減した。

 兵庫県内では、西宮市や姫路市、尼崎市など少なくとも8市が同様の条例を定めている。

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