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映画に登場する瀬長亀次郎さん=(C)TBSテレビ
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映画に登場する瀬長亀次郎さん=(C)TBSテレビ

 米軍占領下の沖縄で民衆の先頭に立ち、米軍基地の強制接収に対する抵抗や本土復帰運動に取り組んだ政治家・瀬長亀次郎さん(1907~2001年)の生涯に迫るドキュメンタリー映画「米軍(アメリカ)が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯」(128分)が9月7日から、元町映画館(神戸市中央区)で上映される。「カメジロー」「カメさん」の愛称で親しまれた亀次郎さんが残した手記などを手がかりに、本土復帰前の沖縄が置かれた苦難と、それに立ち向かう奮闘を描いている。(久保田麻依子)

 亀次郎さんは貧しい農家に生まれ、新聞記者を経て46年にうるま新報(現・琉球新報)の社長に就任した。同じ頃、沖縄人民党の結成に関わるなど積極的に民衆運動をリードした。

 56年に那覇市長に就任したが、米軍の度重なる弾圧を受け11カ月で追放された。その一方、圧政に屈しない亀次郎さんの姿勢は、住民から大きな支持を得た。

 映画では、235冊に及ぶ手記や亀次郎さんと交流があった人物へのインタビューを交え、戦後の沖縄をめぐる米軍の圧政や土地闘争の歴史を浮き彫りにしている。52年4月の琉球政府創立式典で、亀次郎さんが初の立法院議員(現在の沖縄県議会議員)として出席した際、起立を拒否し、米軍への忠誠に「NO」を突きつけたシーンが象徴的だ。

 前作「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」(2017年)の反響を受け、今作は亀次郎さんの人となりや家族との交流などを盛り込んで構成した。元町映画館の担当者は「前作は多くの若者も足を運び、神戸でも反響の高さが感じられた。今作のみでも十分楽しめます」と来場を呼びかけている。元町映画館TEL078・366・2636

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