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明石市役所=明石市中崎1
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明石市役所=明石市中崎1

 兵庫県明石市の50代の男性職員(当時)が生活保護受給者の「ケース記録」を捏造(ねつぞう)していた問題で、市が虚偽を認めた4件以外にも、受給者の50代女性が「少なくとも7回の面談記録は架空」と市に訴えていることが12日、分かった。捏造を認めた元職員の前任者が担当していた時期に当たり、女性は日時が入った通院記録などを根拠としている。市は「該当職員は会ったと言っている」として、虚偽記載を否定している。

 女性は2013年度から生活保護を受給。17年4月に担当が元職員に代わるまでの4年間は、別の40代の男性職員が担当した。

 女性は13~17年度の自身のケース記録を情報公開請求。前任者が家庭訪問し、実際に会えたと記載していた15年2月~17年3月の7回分について、面談の事実を否定。記録には「今年は残暑が厳しいなと。汗をぬぐっていた」「大声を出し、怒鳴り続けてくるので辞去した」などと書いてあった。

 女性は、該当の日に知人の入院に付き添っていたことや、自分の通院時間について病院や薬局から書類を取り寄せ、「ケースワーカーが訪問したとする日中は家にいなかった」と主張しているという。

 さらに、公用車の運行記録を情報公開請求。公用車を使うことが多いケースワーカーが、面談したとする日に車を使用していないことなどを示した。

 この男性職員は市の聞き取り調査に対し「詳しくは覚えていないが、うそは書いていない」と説明。市は「ケース記録以外に証明する資料はないが、職員の言葉を信じたい」とし、再調査はしないという。

 一方、市は12日、元職員の捏造について記者会見を開き、謝罪。人員体制の見直しを含めた再発防止策を検討する考えを示した。

 元職員が担当した約90世帯分の記録は再調査し、退職金の返納などの処分を検討する。(藤井伸哉)

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