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東山魁夷「マリアの壁」の前で川端コレクションを語る永田萠さん=姫路市立美術館
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東山魁夷「マリアの壁」の前で川端コレクションを語る永田萠さん=姫路市立美術館
川端康成の直筆原稿や書幅が並ぶ会場=姫路文学館
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川端康成の直筆原稿や書幅が並ぶ会場=姫路文学館

 作家川端康成の生誕120年に寄せた「文豪川端康成と美のコレクション展」(神戸新聞社など主催)が14日、姫路市立美術館(兵庫県姫路市本町)と姫路文学館(同市山野井町)で始まる。13日には両館で内覧会があり、川端が収集した国宝を含む美術品、直筆原稿や書簡など約280点が公開された。11月4日まで。

 文学館では、小説「名人」の直筆原稿やノーベル文学賞の表彰状、夏目漱石や三島由紀夫の書簡を展示。近年発見された初恋の人・伊藤初代宛ての手紙には「恋しくって恋しくって早く会わないと僕は何も手につかない」とあり、若き日の情熱も感じ取れる。

 美術館には、縄文期の土偶「女子」やロダンのブロンズ作品「女の手」、富本憲吉の磁器「色絵灰皿」、草間彌生(やよい)さんの絵画「不知火(しらぬい)」など、川端が収集した古今東西の名品がずらり。神戸ゆかりの日本画家・東山魁夷とは親交が深く、スケッチや習作、川端作品の挿絵原画もある。

 国宝は2点。美術館では、池大雅と与謝蕪村共作の画帳「十便十宜図(じゅうべんじゅうぎず)」を会期中、場面を変えて紹介。文学館では、浦上玉堂「凍雲篩雪図(とううんしせつず)」を14~16日と10月29日~11月4日に展示する(その他の日は複製)。

 同美術館の永田萠館長は「川端が集めた絵画は色調が明るく優しい。眼光鋭いイメージが強いが、実はかわいらしい一面があったのかも」と話した。

 原則月曜休み。両館共通で一般1400円、大学・高校生600円、小中学生300円。美術館TEL079・222・2288、文学館TEL079・293・8228

(平松正子)

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