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 兵庫県姫路市と朝来市を結ぶ播但連絡道路で、補修や耐震工事が必要なトンネルと橋が延べ198施設あることが、兵庫県道路公社の調査で分かった。工事に必要な費用は計約170億円。一方で、同公社の内部保留金は2032年度にゼロになるとされる。県は17日、有識者を集めた会議を開き、財源確保や修繕の在り方などについて議論を始めた。(前川茂之)

 県などによると、播但道は1970年に着工、73年に一部で使用が始まった。2000年に全線約65キロが開通し、年間約1600万台が利用している。

 210の橋と15のトンネルがあり、公社が5年に一度点検。整備から30年以上経過した橋が半数以上を占めるなど老朽化が進んでおり、大規模修繕が必要な時期を迎えている。

 公社が改めて調査したところ、4段階評価で危険度が2番目に高い「5年以内に修繕が必要」とされる橋とトンネルは19施設。3番目の「損傷の進行が見られる」は98施設あり、補修費用は計約90億円とされた。また、耐震工事が必要な橋が81施設あり、その費用を合わせると約170億円に上るとの試算が示された。

 播但道は、利用者の通行料金で建設時の借金などを返済していく有料道路事業で整備された。しかし、同公社の播但道関連の借金は18年度決算で約1千億円。計画上、返済を終えるのは32年とされるが、県は「新たに170億円の対策費が加わると償還(返済)は不可能」とする。

 17日の会議は非公開で県や公社の担当者が現状を説明。委員からは「大型車の通行の影響が出ているのでは」「県民に実情を知ってもらうべき」などの意見が出たという。

 会議はあと3回開かれ、年内に提言書をまとめる予定。

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