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無償譲渡の公募が始まった鮎原診療所=洲本市五色町鮎原西
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無償譲渡の公募が始まった鮎原診療所=洲本市五色町鮎原西
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 兵庫県洲本市は、今月末で閉鎖する市国民健康保険鮎原(あいはら)診療所(同市五色町鮎原西)について、地域医療を引き継ぐ医療法人の全国公募を始めた。土地・建物を無償で譲渡し、必要なら医療機器も渡す“破格”の条件。市は「全国でも珍しいとみられる公募。高齢化が進む地域だが、何とか医療サービスを続けて」と、手を挙げる法人を心待ちにする。(上田勇紀)

 鮎原診療所は、「健康の町」を掲げた旧五色町が1988年に現在地に開設。町の基幹的な診療業務を担い、2006年の市合併後も引き継がれた。

 医師2人で19床の入院も受け入れてきたが、10年度から1人体制になり、14年度には入院事業を休止した。サービス縮小や専門医療機関の利用増が影響し、13年度に延べ約9800人いた外来患者数は18年度、約4500人に減少。市内4カ所の国保診療所の累積赤字は約6億円に上り、そのうち鮎原が最大で、市は閉鎖を決めた。

 市は土地建物の貸与や売却も検討したが、「事業者に一番関心を持ってもらえる」と無償譲渡を決断。契約に至った法人に土地(約2200平方メートル)、一部2階建ての平屋(約1400平方メートル)を無償で渡す。5年以上の経営実績がある医療法人が対象で、来年4月1日までに業務開始▽外来内科診療(週5日以上)や訪問診療を実施▽安定的な医療を10年以上提供-などを条件とした。

 21、22日に現地見学会を開催する(19日申し込み締め切り)。参加表明の期限は30日で、市設置の選定委員会が審査を行う。

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