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東京地裁判決と兵庫訴訟の今後について、報告集会で説明した辰巳裕規弁護士=19日午後、神戸市内
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東京地裁判決と兵庫訴訟の今後について、報告集会で説明した辰巳裕規弁護士=19日午後、神戸市内

 福島第1原発事故で強制起訴された東京電力の旧経営陣3人を無罪とした19日の東京地裁判決を受け、兵庫に避難してきた人たちからは落胆の声が上がった。

 神戸地裁ではこの日、避難者ら92人が東電と国に損害賠償を求めた兵庫訴訟の口頭弁論があり、報告集会で無罪判決が伝えられた。50代女性の原告は「無罪判決に過呼吸を起こしそうになった。なんで。経済性優先で事故を起こしたのは明らかなのに」。40代女性の原告は「私たちの苦しみに見合わない判決。『組織としての東電にも責任はなかった』『事故は避けられなかった』という風潮にならないか不安」と話した。

 原告側の辰巳裕規弁護士は「隠されてきた意思決定過程や資料が、強制起訴による公判で明らかになった意義は大きい。兵庫訴訟ではその成果を事実解明と立証に生かしたい」とした。

 尼崎JR脱線事故などの遺族らでつくる「組織罰を実現する会」は「責任の所在が追及されないまま放置され、新たな重大事故の誘因になる」と批判。「刑法で個人の責任追及のハードルは極めて高い」とし、事故防止に向け、企業も業務上過失致死罪で罰する「組織罰」導入を改めて訴えた。(小林伸哉)

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