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兵庫県内の商業地で上昇率トップの三宮センター街=神戸市中央区三宮町1(撮影・鈴木雅之)
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兵庫県内の商業地で上昇率トップの三宮センター街=神戸市中央区三宮町1(撮影・鈴木雅之)
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 2019年の兵庫県内の基準地価(7月1日時点)を見ると、都市部の上昇基調は神戸・阪神地域で強まり、東・中播磨にも波及しつつある。ただし、都市部でも比較的高い伸びを示すのは、主要駅に近い「駅チカ」。駅周辺に商業施設などの入る複合型マンションが増え、利便性の高さで人気を集めている状況を反映しており、郊外との「二極化」の進行が懸念される。

 商業地、住宅地とも県内では変動率の上げ幅が最も大きい阪神北地域。川西市では、阪急川西能勢口駅前の上昇率が9・2%と突出する。

 同駅北の再開発地区には今夏、商業施設「オアシスタウンキセラ川西」がオープン。宝塚市でも、来年に宝塚ホテルが新築移転し、文化芸術センターなどが新設される阪急宝塚駅の東エリアで伸びが目立つ。

 建物の容積率が高く、マンション用地としても取引が活発な駅前に対し、郊外は下落や横ばいも。ただ、下落幅は縮小傾向だ。値上がりが続く市中心部を避け、ニュータウンを選ぶ層が一定数いることも、全体の上昇要因とみられる。

 中心市街地の再整備は続く見通しで、不動産鑑定士の男性(50)=伊丹市=は「消費増税の影響などで住宅需要に陰りが出ない限り、上昇傾向は続くのではないか」とする。

 28年ぶりに上昇に転じた中播磨の商業地では、再開発が進むJR姫路駅周辺がけん引。ホテルやマンションの建設が相次ぎ、10%台の上昇をマークした。

 世界文化遺産・国宝姫路城が旅行サイトの「口コミで人気の城ランキング」で4年連続1位に選ばれるなど、恵まれた観光資源も上昇を後押しした。姫路市商店街連合会の垣内睦彦会長(56)は「外国人観光客が目に見えて増えており、街の魅力を広く認めてもらえている証拠では」と歓迎する。

 商業地の県内最高地価となった神戸市中央区の三宮センター街。上昇率上位を占める三宮・元町エリアだが、上昇幅は縮小。価格はバブル期に比べると半値以下で、バブル期超えもある東京都心部の値動きとは差が大きく、首都圏と地方の二極化もうかがえる。(斉藤絵美、谷川直生)

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