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意見交換するアスベスト関連疾患の患者や遺族ら=22日午後、神戸市兵庫区羽坂通4
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意見交換するアスベスト関連疾患の患者や遺族ら=22日午後、神戸市兵庫区羽坂通4

 アスベスト(石綿)が主な原因となるがん「中皮腫」の患者や遺族、医療関係者が体験を語る講演会が22日、神戸市兵庫区の兵庫勤労市民センターであった。

 「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会ひょうご支部」が主催。兵庫県尼崎市のクボタ旧神崎工場周辺で患者が相次いで発覚したのを機に2005年に発足し、約70人で活動している。

 胸膜中皮腫を発症した会社員の女性(58)=同県西宮市=と女性(67)=同県明石市=は、体調管理法や自分の心との向き合い方などについて語った。各地で中皮腫の患者を励ます活動を続ける58歳女性は、生き生きとした人生を送るために、医師のみに頼るのではなく「自ら情報を得る力や自己決定する力といった『患者力』」を身に付ける必要性を説いた。

 尼崎市の女性(61)は、消防のレスキュー隊員で22年前に42歳で亡くなった夫の闘病生活を振り返り、「つらく悲しく、理不尽な思いをする人を一人でも減らしたい」と訴えた。

 参加者からは「建築物の解体作業で、アスベストの飛散防止対策がまだ不十分。子どもたちの将来のためにも(患者や家族ら)当事者側からの情報発信を強化したい」との声が上がった。(竹本拓也)

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