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室で生こうじを仕込む肥塚唯史さん。長年使い続けるせいろがずらり並ぶ=姫路市白浜町
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室で生こうじを仕込む肥塚唯史さん。長年使い続けるせいろがずらり並ぶ=姫路市白浜町

 兵庫県播磨地域の秋祭りに欠かせない「甘酒」の仕込み作業が、姫路市白浜町の老舗みそ店「小松屋」で最盛期を迎えている。室の中で2日間かけて発酵させた生こうじを使い、昔ながらの優しい甘みを醸し出す。

 播磨の祭りでは客らを甘酒でもてなす伝統の食文化がある。米と米こうじから手作りする家庭も根強く残るが、こうじ屋も減り、甘酒を購入する人が増えている。発酵食品が見直される中、甘酒は「飲む点滴」と呼ばれ、高い栄養価が注目を集める。

 創業142年の同店は8月下旬から米こうじ作りを本格化。こうじ菌を種付けした蒸し米をせいろに広げて発酵させる。甘酒の完成には計6日かかる。砂糖などの甘味料は一切使わない。

 5代目肥塚唯史さん(38)は「こうじが味の決め手。心を込めた分だけ良いものができる」と汗を拭った。小松屋TEL079・245・0014

(小林良多)

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