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排水の水質基準の一部撤廃案を大筋で承認した兵庫県環境審議会水環境部会=神戸市中央区中山手通4
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排水の水質基準の一部撤廃案を大筋で承認した兵庫県環境審議会水環境部会=神戸市中央区中山手通4

 兵庫県環境審議会水環境部会が25日、神戸市内で開かれ、瀬戸内海で魚介の栄養源となる窒素濃度を回復させようと、下水処理場からの排水の生物化学的酸素要求量(BOD)の水質基準のあり方を議論した。県は前回会合で、海に直接放流する処理場の基準を撤廃するとした案を修正し、放流先を問わず、各処理場の状況に応じ知事の指示により基準を撤廃する案を示し、大筋で了承された。(山路 進)

 県は、一部処理場で排水の窒素濃度を高める「季節別運転」を実施。ただ、BOD値も上昇し、水質汚濁防止法で基準を上回ると罰則があるため、十分な運転ができないこともあった。

 今回の修正案では、施設の場所や放流先は問わず、水質基準が季節別運転の支障となる恐れがあれば、知事が同基準を適用しない処理場と定めることができるとした。

 県は前回会合で、同基準を撤廃する処理場について、放流先が海の場合は全て、河川でも河口周辺にあり季節別運転が可能な場合は対象にする案を提示。しかし、委員から「(海水の環境基準を上回る水域が複数残る)大阪湾沿岸からみると(水質規制が)後退する印象がある」との指摘が出ていた。

 県は今後、部会報告案として示し、10月に意見を公募。11月にも報告をまとめ、同審議会が井戸敏三知事に答申する。県議会12月定例会に下水処理場排水の水質基準を一部撤廃する条例改正案を提出する方針。

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