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兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5
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兵庫県庁=神戸市中央区下山手通5

 2021年夏に予定される兵庫県知事選を巡り、県議会の最大会派自民党が、次期知事選で支援する候補者の検討を始めたことが29日、分かった。5期目の就任から2年が過ぎた井戸敏三知事(74)は後継者を模索する意向を示しており、こうした動きに呼応した。知事与党である自民の検討は「後継の有力候補」とされる総務省出身の金沢和夫副知事(63)を軸に進むとみられる。

 井戸知事は7月、5期目の折り返しを前にした神戸新聞社のインタビューで「いい人を見つけないといけない」と後継者について言及。自身の進退は明言しなかったが、候補者の選定方法に触れ「ステークホルダー(利害関係者)が考えた方がいいんじゃないか」と述べ、周囲の支援が不可欠との認識を示していた。

 最近も自身の高齢などを理由に「次(の知事選への立候補)はない」と任期満了での退任をほのめかすような言葉を周囲に漏らし、関係者らは「多選批判を受けても5選を目指した前回とは様子が違う」と受け止める。

 次期知事選まで2年を切り、仮に新人候補を推すなら周知などに時間を要する。このため、自民は早めの準備が必要と判断。井戸知事が昨年、自身と同じ総務省(旧自治省)出身の金沢副知事を再任し、副知事としては異例の3期目に入った際、後継の「有力候補」としたことも踏まえ、検討を進める。

 自民は7月の参院選兵庫選挙区(改選数3)でトップ当選した日本維新の会の勢いを警戒。支持拡大に向けて、県内の首長選での候補擁立に意欲を見せる同党の動向も注視する。

 井戸知事は前回知事選で多選批判を浴びながらも自民、公明、旧民進、社民の県組織の支援を受けて組織戦を展開。県政史上最多の5選を果たし、歴代知事の在任期間の最長を更新する19年目に入った。(井関 徹)

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