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兵庫県の井戸敏三知事
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兵庫県の井戸敏三知事

 東京電力福島第1原発の放射性物質を含む処理水について、松井一郎大阪市長が大阪湾で放出する可能性に言及したことに絡み、兵庫県の井戸敏三知事は2日、「非常にデリケートな問題。何よりも風評被害が危ぐされ、現段階では結論を見いだせない」と慎重な姿勢を改めて示した。

 同日の県議会で自民党の伊藤傑(すぐる)県議(神戸市須磨区選出)の質問に答えた。

 原発処理水を巡っては、松井市長が9月17日に「環境被害がないものは国全体で処理すべきだ」として大阪湾への放出に言及。吉村洋文大阪府知事も賛同したが、直後から地元漁協や市民団体が反対し、波紋を呼んでいる。

 井戸知事は松井市長の発言について「一つの選択肢、アイデアとして示された提案」と一定の理解を示しつつ、「海洋放出以外の代替案はないのか。放出基準を満たしていても本当に大丈夫なのか。特に水産業にとって致命的な風評被害をもたらす可能性がある」と強い懸念を表明した。

 その上で「仮に国から何らかの協力要請があった場合でも、漁業関係者らや沿岸市町、関西広域連合などと十分な情報共有、相談をするなど極めて慎重な検討が必要だ」と話した。(前川茂之)

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