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台船の上で芝居やパフォーマンスが繰り広げられた野外劇「日輪の翼」=市中央卸売市場(撮影・辰巳直之)
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台船の上で芝居やパフォーマンスが繰り広げられた野外劇「日輪の翼」=市中央卸売市場(撮影・辰巳直之)

 神戸出身の美術家やなぎみわさんが演出する野外劇公演「日輪の翼」が4日、神戸市兵庫区の市中央卸売市場の岸壁で始まった。波止場にステージトレーラー、海上に係留した台船を配した、世界的にも珍しい「半陸半海」の演劇。船上の客席から約400人が、夢幻の世界に酔った。

 市内で開催中の芸術イベント「トランス-」の一環。野外劇は自然や天候に左右される。台風18号の接近が一時関係者をやきもきさせたものの、上演初日は好天に恵まれた。

 原作は中上健次の同名小説。紀州・熊野の老婦人と若者たちが、トレーラーで各地の聖地を訪ねる巡礼劇で、神戸にも立ち寄るという設定だ。役者のほか、音楽家やポールダンサー、サーカスパフォーマーらも入り乱れ、熱気にあふれた祝祭的な「場」を創出。兵庫津で没した、鎌倉時代の高僧・一遍も登場。海と陸のはざまで、聖と俗、生と死など、さまざまな境界を越える物語を展開した。

 6日まで。午後6時開演。当日券4500円。実行委員会TEL078・515・6035

(堀井正純)

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