総合 総合 sougou

  • 印刷
災害復興について議論を交わす日米の研究者ら=神戸市中央区脇浜海岸通1
拡大
災害復興について議論を交わす日米の研究者ら=神戸市中央区脇浜海岸通1

 来年で発生25年となる阪神・淡路大震災をテーマにした「減災復興国際シンポジウム」が4日、神戸市中央区の国際健康開発センタービルであった。震災復興の現場を調査したアメリカの研究者らが来日。「阪神・淡路の復興過程は災害復興を考える上で模範的」と述べ、参加者約100人が耳を傾けた。

 兵庫県立大大学院減災復興政策研究科が、今春に博士課程を新設したことを記念して開催。震災直後から神戸の復興を研究、調査した米イリノイ大名誉教授のロバート・オルシャンスキーさんと、都市計画コンサルタントのローリー・ジョンソンさんを招いた。

 2人は「阪神・淡路大震災からの遺産」と題して講演。ロバートさんは、神戸の復興で行政と市民、まちづくりコンサルタントの三者が連携して意思疎通を図り、コミュニティーの再建を進めたことを評価した。

 2005年の超大型ハリケーン「カトリーナ」で壊滅的な被害が出た米ルイジアナ州ニューオーリンズに触れ、「被災者は絶望したが、復興した神戸の姿を紹介し、必ず再建できると伝えた」と語った。ローリーさんは、毎年12月に開かれる「神戸ルミナリエ」を挙げ、「失われた命に思いをはせ復興を感じられる機会。貴重な遺産だ」と述べた。

 日本の都市計画の専門家を交えたパネル討論もあり、さまざまな被災地の当事者がつながり、復興の過程を共有する意義が語られた。(金 旻革)

総合の最新
もっと見る

天気(10月17日)

  • 23℃
  • 16℃
  • 30%

  • 22℃
  • 8℃
  • 20%

  • 22℃
  • 15℃
  • 40%

  • 21℃
  • 14℃
  • 40%

お知らせ