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「ショパン展で盛り上がる神戸で弾けるのが楽しみ」と話す横山幸雄さん=東京都港区赤坂1、サントリーホール
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「ショパン展で盛り上がる神戸で弾けるのが楽しみ」と話す横山幸雄さん=東京都港区赤坂1、サントリーホール

 ポーランド出身の音楽家フリデリク・ショパン(1810~49年)の152曲を3年がかりで奏破するという演奏会が9日、神戸市中央区のクラシックライブ・バー「ピア・ジュリアン」で始まる。挑戦するのは、国際的なピアニストとして知られる横山幸雄さん。同じ会場で12回に分けて披露する。兵庫県立美術館ギャラリー棟(同市中央区)で12日に「ショパン-200年の肖像」展(神戸新聞社など主催)が開幕することもあり、地元ファンが熱望して神戸初開催が実現した。(津谷治英)

 16歳でフランスに渡り、1990年にパリ国立高等音楽院を卒業。19歳の時、ピアニストの最高峰「ショパン国際ピアノコンクール」で3位に輝いた。日本人最年少の入賞だった。

 その実績からショパン作品を弾く機会が多く、90年代以降、全曲演奏をライフワークにしてきた。2010年には約16時間かけて166曲、翌年には18時間で212曲を弾く偉業を達成。ギネス世界記録にも認定されている。

 その後も数日、数年かけての公演を東京、大阪などで実施。基本は作品が発表された年代順に奏でる。「ショパンは女性的な優しい印象が強いが、若い時は新鮮さ、晩年は寂しさを感じさせる。全曲を俯瞰(ふかん)することで、時代ごとに変化する作風を伝えられる」と狙いを説明する。

 ショパンはポーランドの文化、歴史を描いた名曲を残し、「ピアノの詩人」と称される。死の直前、生前に発表した作品以外は焼却するよう遺言したが、知人らが未発表曲を出版したことが知られる。神戸の演奏会は生前発表の152曲に絞る。

 「ショパンが世に出してもいいと認めた完成度が高い作品」と横山さん。9日の第1回はマズルカやエチュードなどポーランド時代を中心に26曲を披露する予定で「3年かけて音楽でショパンの全体像を伝えたい」と意気込む。

 翌10日午後7時から、神戸新聞松方ホールでショパン展関連のコンサートにも出演する。ピア・ジュリアンTEL078・391・8081(残席わずか)、松方ホールチケットオフィスTEL078・362・7191

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