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神戸地裁=神戸市中央区橘通2
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神戸地裁=神戸市中央区橘通2

 2015年11月の兵庫県三木市幹部慰労会に市の工事を受注する建設業者が同席した問題で、当時の薮本吉秀市長に対する倫理審査会開催を求めた署名と審査請求書を返却され、精神的苦痛を受けたとして、市民4人が市に総額400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が8日、神戸地裁であった。阿多麻子裁判長は「適正な手続きへの合理的な期待を裏切るもので違法」として、市に慰謝料など計40万円の支払いを命じた。

 原告側の永井幸寿弁護士は「市民による行政監視の権限を、実質的に保障する画期的な判決」と評価。三木市の仲田一彦市長は「判決を真摯に受け止め、控訴しない」とコメントした。

 判決などによると、原告の女性(71)らは16年11月、条例で定める有権者数を超える署名約1900人分と審査請求書を提出。市は同月、薮本氏が条例違反を認めて減給処分したことなどを理由にして、書類を受け付けず返した。

 阿多裁判長は「要件を満たした書類を受け付けず、返却したのは許されない」と判断。「前市長の意思に基づく行為とみるべき」と指摘した。

 薮本氏は17年5月、一連の問題で辞職し、同年7月の出直し市長選で落選した。

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