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「#No Bag For Me」プロジェクトが提案するタンポンのパッケージ案(ユニ・チャーム提供)
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「#No Bag For Me」プロジェクトが提案するタンポンのパッケージ案(ユニ・チャーム提供)
ナプキン・おりものシートのパッケージ案(ユニ・チャーム提供)
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ナプキン・おりものシートのパッケージ案(ユニ・チャーム提供)
文化祭に向けて取り組みをまとめた=西宮市池開町
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文化祭に向けて取り組みをまとめた=西宮市池開町

 生理について気兼ねなく語れる世の中に-。生理用品大手のユニ・チャーム(東京都)が、手に取りやすいパッケージデザインを採用し、12月をめどに発売する。また、武庫川女子大学(兵庫県西宮市池開町)の学生は12、13日に開かれる大学文化祭の会場で生理の悩みや解消法を募るなど、ためらいを払しょくする雰囲気づくりに取り組んでいる。(中川 恵)

 ユニ・チャームは6月、起業家のハヤカワ五味さんら影響力の大きな5人をメンバーに迎え、プロジェクト「#No Bag For Me(ノー・バッグ・フォー・ミー)」を立ち上げた。「生理用品を買った時に包む紙袋はいらない」という直訳の意味ではなく、紙袋に入れる行為が、生理を「隠したい」「恥ずかしい」と思う気持ちの表れで、気兼ねせずに語れる社会であってほしいとの思いを込めているという。

 そこで、隠さなくてもいい生理用品のパッケージを話し合い、三つのデザイン案から会員制交流サイト(SNS)や街頭で投票を募った。最も支持されたデザイン案がタンポンに、僅差の次点案がナプキン・おりものシートのパッケージに採用された。

 このほか、メンバーは講演会やイベント活動で積極的に生理について話している。同社の担当者は「メディアからの問い合わせも含め、反響が大きい」と注目を感じている。

 一方、武庫川女子大学の学生広報スタッフ「La chouette(ラ・シュエット)」は今年3月、同大の卒業生が経営する布ナプキンの販売会社で広報を学び、女子大生から生理への思いを聞くアンケートを実施。すると、1週間で500件もの回答が得られた。メンバーは「こんなに多くの人が生理に対する意見を持っているのに、話題にすらならなかった」と驚き、悩みを共有し、相談しやすくなる方法を考えた。

 学生の間でグループ討議し、生理中の体調変化やその改善策、男性に知ってほしいことを挙げた。男性に対しては「そっとしておいてほしい」という意見がある一方で「学校では別室で女子だけが教わった。基本的な仕組みを知ってほしい」という意見も出た。

 看護学科の教員にインタビューをしたり、コラム記事を書いたりもしている。文化祭ではパネルを用意し、来場者からも生理の悩みや改善方法を貼り付けてもらって発表する。4年の女子学生(21)は「SNSなどで生理の話題をたくさん見掛けるようになった。文化祭を通じて、少しでも意識が変わっていってほしい」と期待している。

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