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風で飛ばされて電線に引っかかったトタン屋根=12日午後、丹波篠山市河原町(撮影・金 慶順)
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風で飛ばされて電線に引っかかったトタン屋根=12日午後、丹波篠山市河原町(撮影・金 慶順)
強風の影響で天井から落ちたとみられる看板=12日午後、神戸市中央区(撮影・吉田敦史)
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強風の影響で天井から落ちたとみられる看板=12日午後、神戸市中央区(撮影・吉田敦史)

 大型で強い台風19号が最接近した12日、兵庫県内でも強い北風が吹き、駅の看板やトタン屋根が飛ばされる被害があった。JRや私鉄では運転の見合わせが相次ぎ、従業員の帰宅のために百貨店が休業を決めるなど影響は広がった。

 最大瞬間風速31・4メートルの風に見舞われた神戸市。JR三ノ宮駅では、バスターミナルを案内する看板が落下。JR西日本と神戸新交通によると、長さ4メートル近い看板のつり棒2本のうち1本が天井から外れ、看板は縦に地面近くまでつり下げされる形になったが、通行人らにけがはなかった。

 柏原(丹波市)では午後4時45分ごろ、最大瞬間風速20・2メートルを記録。丹波篠山市では午後5時すぎに幅10メートル以上とみられる民家のトタン屋根が飛ばされ、近くの電線に引っかかった。トタン屋根の重みで電柱が折れ、この影響で周辺の約560軒が一時停電した。

 交通機関にも影響した。JR西や私鉄で一時運休が相次ぎ、知らずに訪れた利用客や降車を余儀なくされた乗客が駅改札付近で途方に暮れていた。

 正午ごろから神戸三宮-西宮間が運休となった阪神電鉄の西宮駅で降りた高砂市の会社員男性(41)は「台風が近づくのは昼過ぎと聞き、まだ大丈夫と油断した」と肩を落とし、歩いて目的地を目指した。

 百貨店などの商業施設も臨時休業した。大丸松坂屋百貨店は、大丸神戸店(神戸市中央区)や須磨店、芦屋店の営業を午後1時半で終了。JR加古川駅前にある加古川ヤマトヤシキも午後2時で営業を終えた。

 突然の休業に利用客も困惑。大丸神戸店前で臨時休業の張り紙を見ていた主婦(48)=加西市=は「めいの結婚式が来週あり、プレゼントを買おうと思ったんですが」と苦笑。「とにかく他に開いている店を探すしかない」と、飛ばされそうな傘を必死に支えながら店を離れた。(まとめ・篠原拓真)

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