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 文部科学省の問題行動・不登校調査を受け、兵庫県教育委員会は17日、県内の公立小中高、特別支援学校における2018年度いじめ認知件数が過去最多の1万6680件に上り、17年度の1・29倍だったと発表した。全国的な傾向と同じく小学校での増加が目立ったほか、いじめにより心身に重大な被害が生じたり、不登校になったりする「重大事態」も12件(前年度14件)に上った。

 いじめの認知を巡っては、早期対応に向け軽微なものも含めて積極的に把握する方針を文科省が打ち出しており、増加傾向にある。

 県内での内訳は、小学校1万1628件(前年度比3254件増)▽中学校4369件(同432件増)▽高校567件(同42件増)▽特別支援学校116件(同8件減)。県教委によると、今春までに82・6%が解消し、残りの大部分は対応中という。警察に通報・相談したケースは51件(同48件減)で、現金を脅し取るなど悪質なケースがあった。83校(全体の6・3%)はいじめの把握件数をゼロと回答した。

 内容別(複数回答)では「冷やかしやからかいなど」が最も多く58・9%で、「遊ぶふりをしてたたかれたり、けられたりするなど」が22・1%で続いた。「インターネットや会員制交流サイト(SNS)による中傷などの嫌がらせ」は734件と過去最多となった。

 いじめ防止対策推進法が定める重大事態12件のうち、自殺未遂を含め心身に深刻なダメージを受けたのは3件、年間30日以上の不登校になったのは9件だった。

 千人当たりの認知件数は31・3件と全国平均(45・3件)を下回ったが、県教委は「保護者や児童との人間関係づくり、事例研修などを通じ、教員がいじめを見抜く力を高めないといけない」としている。

 このほか、児童生徒の暴力行為が小中高で計2152件(前年度比131件増)となり、小学校での事案増加が顕著だった。いじめに限らず家庭状況や学業不振などさまざまな理由で不登校になる児童生徒は計8855人に上り1556人増えた。県立高校中退者は1317人(同155人増)だった。(佐藤健介)

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