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外部調査委員会の委員長に就任し、初会合後に会見した渡辺徹弁護士=18日午前、神戸市中央区(撮影・鈴木雅之)
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外部調査委員会の委員長に就任し、初会合後に会見した渡辺徹弁護士=18日午前、神戸市中央区(撮影・鈴木雅之)

 神戸市立東須磨小学校(同市須磨区)の教員間暴行・暴言問題で、被害を受けて療養中の男性教員(25)が採用1年目の2017年、当時教頭だった前校長に飲み会への参加を強要されていたことが18日、市教育委員会への取材で分かった。前校長は市教委に「パワハラと言われても仕方がない」と認めているという。同日、初会合を開いた市教委の外部調査委員会は、前校長の管理責任も含め加害行為の背景を検証する。

 市教委によると、被害教員は17年夏ごろ、飲酒を伴う他校との懇親会に欠席すると申し出ると、当時教頭だった前校長に「新人なら行くべきだ」と迫られた。

 関係者によると、以降の宴席では、問題の加害教員のうち特に前校長と親しかった一部が、被害教員の頭をビール瓶でたたいたり、キムチ鍋の原液を大量に飲ませたりと、度々嫌がらせをするようになった。

 また、前校長は昇進した18年、加害教員の一人が先輩教員を呼び捨てにしたり、女性教員に激辛ラーメンを食べるよう強要したりしたため、その都度「指導した」とするが、ハラスメント行為は継続。今年2月には同僚の一部が「職員室での(被害教員に対する)からかいが度を過ぎている」と訴えたが、前校長は内容を確認しなかった。

 前校長は市教委に報告せず、今春、他の小学校へ異動した。後任として東須磨小教頭から昇進した仁王美貴校長は9日の会見で「被害教員について前校長からの引き継ぎはなかった」と説明。前校長は市教委に「認識が甘かった。責任を痛感している」と話し、問題発覚後は体調不良を理由に出勤していないという。

 調査委の委員には、犯罪被害者支援やハラスメント対策に詳しい弁護士3人が就任。年内にも調査結果をまとめ、再発防止策を提言する。委員長に就いた渡辺徹弁護士は「前校長ら管理職にもヒアリングしたい」と述べた。(佐藤健介)

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