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 兵庫県相生市で10月17~20日に開催された同市美術展で、市内に住む書道家の男性(78)が出品した「滅び行く町相生」と題した作品に対し、主催した市教育委員会が「美術展に批判的な作品はふさわしくない」などとして撤去を求めていたことが5日、分かった。男性は「表現の自由の侵害だ」と撤去を拒否し、作品は予定通り展示された。

 市教委によると、作品は毛筆で「文化の発展しない所はやがて衰退して行く運命にある 我が町相生はその典型的な一例である 市長をはじめすべての市民がこの危機的状況を深く肝に銘じるべき時ではないか」と書かれていた。

 市美術展では絵画や写真、書の入選作など約230点を展示。書道家の男性は最優秀賞に相当する市長賞を過去に受けており、選考を経ない形で市教委が出展を委嘱していた。

 美術展の開幕日に浅井昌平教育長(64)が作品を見て、男性に作品の撤去か差し替えを要請した。翌日も市教委の担当者が撤去を求めたという。浅井教育長は「(選考を経ずに)委嘱で作品を出す人には、美術展を盛り上げる作品を出してほしかった。せめて『頑張れ相生』という題にしてもらいたかった。表現の自由を侵害したつもりはない」と話した。(伊藤大介)

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