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姫路城西の丸に近い原生林に向かって放水する消防隊員ら=7日午前10時半ごろ、姫路市本町
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姫路城西の丸に近い原生林に向かって放水する消防隊員ら=7日午前10時半ごろ、姫路市本町
姫路城西の丸に近い原生林に向かって放水する消防隊員ら=7日午前10時半ごろ、姫路市本町
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姫路城西の丸に近い原生林に向かって放水する消防隊員ら=7日午前10時半ごろ、姫路市本町

 首里城(那覇市)火災から1週間の7日、兵庫県姫路市の世界文化遺産・国宝姫路城で、消防局による緊急の防火訓練があり、出火元を例年と変えて不測の事態への備えを確かめた。一方、首里城火災では、出火原因の可能性として電気系統のトラブルが指摘されており、兵庫県内各地の寺社仏閣では、漏電などによる出火を警戒する取り組みも広がっている。

 市消防局によると、姫路城は自動火災報知設備や屋内消火栓が設置されており、首里城にはなかったスプリンクラーも本丸や西の丸に計1078カ所取り付けられている。また夜間に城への給電を止めることで漏電を防止しているという。

 この日の訓練は、消防車8台、隊員約30人が参加し、初めて城を囲む林から出火したと想定した。姫路城では毎年1月の文化財防火デーに防火訓練を実施しているが、天守からの出火を想定しており、消防士らは、例年とは違う放水の手順を確かめた。姫路東消防署の福岡宏文署長は「もし姫路城に何かあれば市民の喪失感は計り知れない。いま一度対策に取り組んでいきたい」と話した。

 一方、本堂などが国宝に指定される加古川市の鶴林寺は、14日に予定される立ち入り検査で、専門家の立ち会いの下、漏電などがないか詳細に点検する。同寺では、1976年に三重塔が放火されるなどしており、防火設備の点検・更新は普段から力を入れているが、首里城火災を受け、配電設備が老朽化していないかなどを詳細にチェックするという。

 小野市の浄土寺は、普段から漏電には細心の注意を払っている。国の指示で設置している、電気を使わない熱感知センサーだけでなく、乾電池式の炎感知センサーを寺独自で導入。乾電池を毎年交換しているという。同寺歓喜院の鑑光顕副住職は「今まで守ってきたものを自分たちの代で絶やすわけにはいかない」と気を引き締めていた。(霍見真一郎、井沢泰斗)

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