総合 総合 sougou

  • 印刷
兵庫県内3施設目となるRVパークの認定証を手にする「夕香楼しょう和」の福田正幸社長(右から3人目)と香住JCの上田真之介理事長(同4人目)ら=兵庫県香美町香住区七日市
拡大
兵庫県内3施設目となるRVパークの認定証を手にする「夕香楼しょう和」の福田正幸社長(右から3人目)と香住JCの上田真之介理事長(同4人目)ら=兵庫県香美町香住区七日市
満天の星を楽しむことができるRVパーク=兵庫県香美町小代区大谷(宙の森ホテル花郷里提供)
拡大
満天の星を楽しむことができるRVパーク=兵庫県香美町小代区大谷(宙の森ホテル花郷里提供)
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 キャンピングカーで長距離の旅を楽しむシニア層や訪日外国人らが手頃な料金で寝泊まりできる車中泊専用の有料駐車場「RVパーク」が、兵庫県内では香美町でのみ整備されている。昨春、道の駅「あゆの里矢田川」(同町村岡区長瀬)に隣接する矢田川沿いの町有地を活用して第1号が誕生。今秋には沿岸部と山間部でも利用が始まり、計3カ所になった。関係者は「海山川の自然に恵まれた香美町をキャンピングカーの聖地に」と意気込んでいる。(金海隆至)

 RVパークは、宿泊施設の敷地内や駐車場の一角などに整備。野外での調理は禁止で、トイレや100ボルトの電源設備、近隣に入浴施設があるなど六つの条件を満たせば、日本RV協会(横浜市)が公認する。全国で約140施設に上るが、関西ではわずか9施設にとどまる。

 同町では香住青年会議所(香住JC)が「交流人口の増加に役立てたい」と2016年から整備推進を掲げ、施設と同協会の橋渡しに取り組んでいる。

 昨年4月、道の駅「あゆの里矢田川」裏の土手に誕生した「香美の隠れ家ときめき矢田川ヴィレッジ」は、収容7台のうち3台のスペースに電源を確保。1泊1500円(電源使用料は別途500円)から利用可能で、この1年半で延べ約100台が訪れたという。

 夜には一帯が暗闇に包まれる同道の駅で名物のアユの塩焼きを堪能し、川のせせらぎに耳を傾けて泊まることができる環境が人気を呼ぶ。駅長の阿瀬大典さん(42)によると、ゴールデンウイークの10連休には30台が集まったという。

 今年9月下旬には、同町小代区大谷の高台にある自然体験型ホテル「宙(そら)の森ホテル花郷里」の駐車場に、西日本最大級のRVパーク(15台)が整備された。ログハウスの炊事棟を無料で開放。ホテル屋上から満天の星を楽しめる観察会も企画する。「星のソムリエ」の資格を持つ総支配人の田中誉人(たかひと)さん(54)は「ホテルとは違った客層に訪れてもらい、山あいの自然と触れ合うきっかけを提供したい」と話す。

 大阪府阪南市から妻と愛犬2匹をキャンピングカーに乗せて訪れた男性(62)は「香美町は自然豊かで静かなところが気に入っている」と満足そうだ。

 10月初めには同町香住区七日市の旅館「夕香楼しょう和」でも駐車場に4台分を設置。香住海岸で今年スタートした海上タクシー事業をPRし、一年を通じた観光客誘致につなげる考えだ。

 香住JCの上田真之介理事長(40)は「海山川の魅力を伝えるRVパークが町内三つの区にできた。今後は最寄りの温泉など他の施設と絡めた情報発信にも力を入れたい」としている。

 各施設の利用料などは日本RV協会のホームページに掲載。

総合の最新
もっと見る

天気(11月19日)

  • 16℃
  • 12℃
  • 20%

  • 12℃
  • 9℃
  • 60%

  • 16℃
  • 13℃
  • 30%

  • 14℃
  • 11℃
  • 20%

お知らせ