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 スマートフォンの速報を見て飛び起きた。10月31日未明に起きた那覇市の世界遺産・首里城の火災。正殿など主要施設7棟を焼失し、国内外に衝撃を与えた。

 沖縄で生まれ育った。卒業した県立球陽高の名称は琉球王国の正史に由来する。首里城の記述も多く、ささいな誇りだった。

 ただ、最後に訪れたのは10年近くも前。県職員の同級生は「いつでも行ける」と足を運んだことがなかったという。失って初めて、その存在の大きさに気付いた県民も少なくない。

 復元前にあった城は、沖縄戦で軍司令部壕が置かれ壊滅した。本土復帰20周年を記念して再建され、その事業は今年完了したばかり。5度目の焼失。一体何度、沖縄は受難を与えられるのかと、怒りにも似た悔しさで涙が出た。

 しかし、悲しんでばかりはいられない。兵庫県内でも再建を支援する募金活動などが立ち上がっている。時間がかかってもいい。沖縄に思いを寄せる本土からの温かいエールも糧に、再建がかなうことを願う。(久保田麻依子)

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