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会見する宍粟市雇用創生協議会の副会長の男性=7日午後、宍粟市一宮町生栖(撮影・井上太郎)
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会見する宍粟市雇用創生協議会の副会長の男性=7日午後、宍粟市一宮町生栖(撮影・井上太郎)

 兵庫県の宍粟市雇用創生協議会が架空のセミナー実績を報告して国の委託金を不正受給した疑いがある問題で、同協議会の副会長・会計の男性(66)ら常勤職員2人が7日、同協議会の事務所(同市一宮町)で記者会見を開いた。2人は常勤としての勤務実態がないにもかかわらず、いずれも昨年12月以降に200万円程度の給与を受け取っていたとして、国に全額返還する意向を明らかにした。

 同協議会には常勤職員が8人いるが、男性2人はいずれも自営業を営んでおり、協議会に出勤するのは仕事が休みの時や午前中だけだったという。

 副会長の男性は林業家として市内では著名な人物で、協議会事務局長で元神戸市議の村岡龍男氏(59)とは会員制交流サイトを通じて知り合ったという。昨年6月に村岡氏が厚生労働省の実践型地域雇用創造事業に応募することを発案した際には、福元晶三市長との橋渡し役も務めたという。

 男性は会見で「副会長は名前だけで、協議会の制度はよく分かっていない」とした上で、村岡氏から「出勤は自由裁量なので、常勤職員になってほしい」と依頼され、ミツマタ事業担当の「実践支援員」という役職を引き受けたと説明。実際には林業の仕事や会合で出勤しないことが多かったにもかかわらず、仕事をしたように日報に書き、月額二十数万円を満額受け取っていたことを認めた。

 給与に疑問もあったが、村岡氏に「仕事をしなくても、(男性は)林業界や地域に顔が利くから、協議会にいるだけでいい」と説明され、そのまま受け取ってしまったと釈明。「名前を利用されていたのは事実だが、ミツマタ事業が軌道にのるならそれでもいいと了解していた」と話した。

 不正受給疑惑の報道を受け、勤務実態が常勤ではないことを認め、全額返金することにしたという。男性らは「宍粟を盛り上げたいと頑張っていたが、自分の仕事との境界があいまいだった。反省している」と述べた。(古根川淳也)

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