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常勤職員を引き受けた経緯などを説明する宍粟市雇用創生協議会副会長の男性=7日午後、宍粟市一宮町生栖
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常勤職員を引き受けた経緯などを説明する宍粟市雇用創生協議会副会長の男性=7日午後、宍粟市一宮町生栖

 村岡氏に利用されたと言われれば、そうかもしれない-。委託金の不正受給疑惑が浮上している宍粟市雇用創生協議会。事務局長で元神戸市議の村岡龍男氏(59)に誘われて協議会事務局の常勤職員を引き受けた男性らは、厳しい表情で疑惑浮上までの経緯を振り返った。

 会見に出席した協議会副会長の男性(66)は、市内では著名な林業家としての名声が、宍粟に縁のない村岡氏の活動に信用を与えた側面について「看板代わりだったことは了解している」と述べた。一方で「村岡氏は(自宅がある神戸から)熱心に宍粟まで通い、あくどい人ではない」とも話し、複雑な心境をのぞかせた。

 セミナーの実態について質問されると、「11月に開催したものを12月と報告したのは事実」「(講師とされる)村岡氏の義父が来ていないこともあった」と不正の一部を認めた。「田舎で人集めが難しい中、近所の人や親戚に声をかけ、参加してもらった」と開催実態があったことも強調した。

 義父についても、講師をしていた時もあるとし、「来ない時も代わりに村岡氏が講演し、講師料は返したと聞いている」などと話した。ただ、講師料の振り込みや実績報告が実際にどうなっていたかは、「書類を扱っていないので分からない」とした。

 一方、副会長らが会見を開くことを村岡氏には相談しなかったといい、「相談したら止められると思った。返金の意思が変わらないうちに会見することにした」と説明した。

 今も村岡氏を信用しているかと問われると「私腹を肥やしていたという認識はない。不正の結論が出るまでは信じている」と述べ、「くせがある人ではある」とも話した。疑惑が報じられた後、何度か連絡を取った際は「あらためて会見する」と話していたという。

     ◇

 宍粟市役所では7日、市議会の議員協議会で、同協議会の会長を務める福元晶三市長が議員の前で「認識が甘かったと反省している」と頭を下げた。真相解明に向け第三者委員会を設置することや、市としても独自の調査に乗り出すことを表明した。(伊藤大介、古根川淳也)

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