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 厚生労働省は8日、工業技術や衣服、建設など各分野で卓越した技能を持つ150人を2019年度の「現代の名工」に選んだと発表した。表彰式は11日に東京都内のホテルで開かれる。

 現代の名工の表彰制度は、技術者の地位や技能水準の向上を図るのが目的。優れた技術を持って産業の発展に貢献したことなどを条件に、都道府県や業界団体の推薦があった人から選ぶ。

 1967年度から毎年1回行われ、近年は毎年約150人を表彰している。表彰者は本年度を含め計6496人となった。

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 19年度「現代の名工」のうち、兵庫県関係6人の主な業績は次の通り。(佐伯竜一)

 佐伯貢さん(61)=姫路市、機械修理工、日本製鉄広畑製鉄所=鋼板を製造する熱延工場の設備保全に優れ、トラブル低減や再発防止に尽くした。後継者育成にも力を入れる。

 本勝照雄さん(78)=姫路市、れんが積工、本勝築炉=コークス炉のれんが積みを数ミリの誤差もなく仕上げるなど、国内最高峰の技術で鉄工業界を下支えした。後継者も育てた。

 橘宏重さん(77)=加古川市、ガラス施工工、橘硝子工業=ガラスの切断や加工の技能が高く、短時間で安全に仕上げる。小中学生向けのものづくり体験の講師も務める。

 中川博基さん(78)=丹波篠山市、杜氏(とうじ)、鳳鳴酒造味間工場=醸造技術を磨き、機器開発に努める。もろみに音楽の振動を与える技法を確立した。丹波流酒造りを伝える。

 藤森久嘉さん(77)=姫路市、写真工、オウチ写真場=柔らかい光のライティングに精通し、被写体を立体的に表現する。次世代に語り継ぐ記録写真集の製作に取り組んだ。

 中安敬祐さん(48)=神戸市垂水区、振動音響実験工、神戸製鋼所技術開発本部=制振材料や遮音材の実験技能に卓越する。アルミ板のひずみを測るシステムを実用化した。

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