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雇用創生協議会を解散する方針を明らかにした福元晶三宍粟市長=宍粟市役所
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雇用創生協議会を解散する方針を明らかにした福元晶三宍粟市長=宍粟市役所

 兵庫県の宍粟市雇用創生協議会が国の委託金を不正受給した疑いがある問題で、協議会会長を務める同市の福元晶三市長は13日、神戸新聞社の取材に応じ、市の独自調査でも不正の一部を確認できたとし、協議会を解散する意向を明らかにした。「全容解明はまだだが、不正があった事実を踏まえ、手続きに従って早急に解散したい」とした。自身の責任にも言及し「結果として市民の信頼を裏切った」と謝罪した。

 同協議会は、会長である福元市長と兵庫労働局総務部長との間で、実践型地域雇用創造事業の委託契約を結んでいる。事業を中止するには、協議会側が申請するか、不正行為があった場合に労働局側からの通知で契約解除する方法がある。

 福元市長は解散を決めた理由として「労働局から不正の疑いを指摘され、市も職員から事情聴取して事実を認識した。返還すべき委託金はしっかり返し、決着をつけることで協議会メンバーとも合意している」と説明した。

 すでにリース契約の解除など残務整理を始めている。また、常勤職員としての勤務実態がなかった協議会副会長らは、事業を一時停止した11月1日以降の給与を受け取らないことで合意しているという。解散時期は未定だが、兵庫労働局と協議をして必要な手続きを進め、協議会会員の同意を得て解散する方針とした。

 協議会のチェック機能が働かなかったことについて市長は「協議会にも市職員にも(適正な運営を確認する)担当を置いたつもりだったが、事務局任せになっていた。(事業立ち上げ時の)昨年7月に西日本豪雨が発生し、災害対応でそれどころではなかった」と説明。「協議会に真面目に関わってきた地域の方々には本当に申し訳ない。不正を許さないという姿勢で全容解明を進めたい」と話した。

(古根川淳也)

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