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子どもに人権の大切さを伝える「主人公はきみだ ライツのランプをともそうよ」
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子どもに人権の大切さを伝える「主人公はきみだ ライツのランプをともそうよ」

 「きいてちょうだい。あるとき、人間は、ひとつのすばらしい考え方を発明しました。その考えは、こんなふうにして生まれたの…」。ルビ付きの平易な言葉で、子どもたちに権利の素晴らしさを伝える本「主人公はきみだ ライツのランプをともそうよ」(中山千夏著)を、神戸市の出版社「ワークス」が20日に発売する。(鈴木久仁子)

 今年は子どもの権利条約採択30周年だが、取り巻く状況はいまだ、いじめに虐待にと厳しい。「主人公は-」はそんな中、「子ども自身に分かりやすい言葉で、権利の大切さを届けよう」と企画された。著者は俳優、政治家、歌手、作家と幅広く活躍する中山千夏さん。読者に語りかけるようにつづる。

 全5話構成。第1話「すごい考えの発明」は、王様が作った植民地から独立国ができて「選挙でえらんだ代表者たちが政治をする」ようになったことなど、権利の成り立ちを紹介する。第2話「Human Rights(ヒューマン ライツ)」では、「人間と生まれたものは、だれでもみんな平等に、無条件に持っているもの」という基本を説明している。

 以降5話まで、「生まれながらの自由」「自由と社会性」などをテーマに、子どもたちの強い味方になるよう保障されている、人権や権利を分かりやすく解説していく。

 本文は2色刷りで、より大事な所は濃い色で示している。巻末には「世界人権宣言」「子どもの権利宣言(児童の権利に関する宣言)」「子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)」「日本国憲法」の全文を、小学校高学年で学ぶ漢字にはルビを付けて収録。本文中の物語と照らし合わせる資料としても使える。また「だれかに相談したいときの窓口」も添えている。

 対象は小学校高学年以上だが、子どもに関わる全ての人が読める内容となっている。憲法学者の木村草太さんが「我(わ)が娘といっしょに読みました。自分を大切にし、他人を大切にするために、権利(ライツ)のランプをともしましょう」と推薦文を寄せている。

 1500円(税別)、出版社のホームページ内特設サイトでは、著者の中山さんの朗読も聞ける。

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