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 指定暴力団山口組(神戸市)の中核団体、弘道会(名古屋市)の幹部人事が刷新されたことが17日、捜査関係者への取材で分かった。山口組ナンバー2の高山清司若頭(72)の出所から18日で1カ月。この間に対立組織との目立った抗争は起きていないが、組織の引き締めを図ろうとしているとみられ、警察当局は「予断は許さない状況だ」と動向を注視している。

 捜査関係者によると、篠田建市(通称・司忍)組長(77)や高山若頭の出身母体でもある弘道会では11月、岐阜市の傘下組織の組長が若頭に就任するなど幹部の多くが交代した。この組は、山口組から分裂し抗争状態にある指定暴力団神戸山口組(神戸市)系組幹部を4月に襲撃し、殺人未遂などの罪で起訴された男が所属。ある関係者は「抗争で功績のあった組が昇格した。『抗争に備えろ』というメッセージを感じる」と解説する。

 高山若頭は出所後、名古屋市内の傘下事務所で山口組本部や弘道会の幹部らと面会を重ねている。服役中の情勢を確認しているとみられ、分裂を主導した神戸山口組幹部らには強硬な姿勢を崩さない一方、幹部以外の組員には復帰を促しているという。

 愛知県警の捜査幹部は「若頭は本部にいる組長に代わって方針を決める事実上の最高職。若頭次第で組は変わる」と指摘した上で「人事の狙いは体制強化。出所後は情報統制が強まり、活動実態がさらに見えにくくなった」と打ち明ける。

 山口組は高山若頭が服役中の2015年8月、当時の中核団体が分裂して神戸山口組を結成。17年4月には神戸山口組からさらに一部が離脱して現在の指定暴力団任侠(にんきょう)山口組を結成した。

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