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新スマスイのイメージ。再整備後「神戸観光の核」と位置付けられる(神戸市提供)
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新スマスイのイメージ。再整備後「神戸観光の核」と位置付けられる(神戸市提供)
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新スマスイのイメージ。再整備後「神戸観光の核」と位置付けられる(神戸市提供)
須磨海浜水族園・海浜公園の再整備事業で提案されたパース図(サンケイビル提供)
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須磨海浜水族園・海浜公園の再整備事業で提案されたパース図(サンケイビル提供)
神戸新聞NEXT
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 神戸市立須磨海浜水族園(スマスイ、同市須磨区)の再整備計画が波紋を広げている。市は新しい水族館に建て替えて運営し、その利益で水族館を含む須磨海浜公園一帯を整備する事業者を公募。しかし、9月に発表された優先交渉権者の提案内容は新水族館の入場料が現スマスイの数倍となり、利用者からは「気軽に行ける施設であり続けてほしい」との声も上がる。

 近隣や類似の水族館と比較した。新スマスイは高校生以上3100円、小・中学生1800円。現行料金と比べると、高校生は3・9倍、小中学生は3・6倍となる。無料だった未就学児も4歳以上は小中学生と同額。両親と小学生の子2人で行く場合、3600円だったのが、9800円になる。発表直後の市会委員会では、与党議員からも「料金体系が子育て支援のものになっているのか」などの疑問が呈された。

 再整備を所管する市観光企画課の担当者は料金アップの理由を「民設民営になるため」と説明する。財政面の負担や、民間のノウハウ蓄積で、公営水族館の意義が薄れたことから、民営化を決めたという。

 小中学生が提示すれば無料となる「のびのびパスポート」は適用外。現スマスイで年間約7万6千回利用され広く浸透しているが、このまま移行すると、運営事業者が負担することになり「難しい」と判断した。

 一方で、社会教育や地域貢献の観点から市が負担し、市内小中学生の遠足など団体利用はこれまで通り無料、通常の入場も年1回は500円(4~6歳無料)に抑える。海浜公園内には、ピラルクなどを展示する無料コーナーも設置される。

 こうした案を提示し、優先交渉権者となったグループには、千葉県の水族館「鴨川シーワールド」の運営会社も入る。新スマスイは、水族館の規模を測る物差しの一つ「総水量」が約4・5倍。展示の目玉は現在、鴨川と名古屋港水族館(名古屋市)でのみ飼育されているシャチとなる予定だ。市は「神戸観光の核」と位置付け、入場者数は初年度に250万人、その後も安定し年200万人と、現在の倍近い強気の目標を掲げる。

 関連議案が、27日に市会本会議に提出される。事業計画を認定し、基本協定書締結後、12月には本契約となる見込み。2023年度末の全面開業を目指す。

 料金設定には市民から問い合わせが来ているといい、市の担当者は「理解を得るために何ができるのか、考えていきたい」としている。

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