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 法務省は29日、「令和元年版」の犯罪白書を公表した。平成の時代の犯罪動向や刑事政策の変遷をまとめた内容。刑法犯の認知件数が2002年をピークに減り続ける中、ドメスティックバイオレンス(DV)の検挙は12倍近くとなり、児童虐待やインターネットを使った犯罪も増えたのがこの30年間の特徴だ。担当者は「令和の刑事政策を考える上で基礎資料になる」としている。

 兵庫県内でも、平成の後半には刑法犯の認知件数が減り続けた。ピーク時の2002年には16万4千件を超えたが、18年には約4万4千件と7割以上も減少。1973年以来、45年ぶりに戦後最少を更新した。

 中でもひったくりやバイク盗などの窃盗犯は減り幅が目立ち、強盗も18年は93件と02年比で3分の1以下の水準に。自治体や民間企業、コンビニなどによる防犯カメラの設置が進んだことが一因とみられ、県警もカメラ映像の収集や解析に当たる部門を強化した。強盗のほか、殺人や放火などを含む「重要犯罪」も、18年には計608件と02年(919件)から3割以上減った。

 一方、性犯罪の認知件数は増加傾向にある。背景には、被害者が相談しやすい環境づくりが進んだことが挙げられる。例えば1996年には「性犯罪被害110番」が設置され、99年には女性警察官による「性犯罪指定捜査員」の育成も始まった。県警によると、認知件数はこれらの取り組み前から倍増したという。(竹本拓也)

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