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学生らと準備する赤田ちづるさん(右から3人目)=西宮市上ケ原一番町、関西学院大学西宮上ケ原キャンパス
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学生らと準備する赤田ちづるさん(右から3人目)=西宮市上ケ原一番町、関西学院大学西宮上ケ原キャンパス

 命の大切さを訴える企画展「生命のメッセージ展 in神戸」が30日、神戸市中央区のJR三ノ宮駅地下通路、阪神神戸三宮駅西口改札前広場で開かれる。飲酒運転によるひき逃げ事故で弟を亡くした赤田ちづるさん(44)や、関西学院大学人間福祉学部の学生らが企画。犯罪などで命を奪われた犠牲者の等身大パネルや遺品などが並ぶ。

 赤田さんの弟隆陸さん=当時(24)=は2003年、仕事で赴任していた鹿児島県奄美大島で、飲酒した少年=当時(19)=が運転する乗用車にはねられ死亡した。赤田さんら遺族は喪失感に苦しみ、父親は体調を崩して亡くなるなど家庭の状況が一転した。

 絶望の中にいた08年、遺族支援に取り組むNPO法人「いのちのミュージアム」(東京)と出合った。隆陸さんの死を悼みながら等身大パネルを作るうちに、赤田さんは「大切な人が生きた証しを残すことは、遺族にとって大きな生きがいになる」と感じるように。現在は兵庫県内に住み、同大大学院人間福祉研究科の博士課程に在籍している。

 今回の展示は、赤田さんを中心に、同学部の学生有志らも実行委員会に加わり企画。会場には、151人分のパネルのほか、最期に履いていた靴なども並ぶ。赤田さんは「生きていることのありがたさを感じてほしい」と話す。

 無料。午前10時~午後4時。会場では、同法人の運営資金を募る。(津田和納)

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